オイシックス高島さんが実践する仕事の楽しみ方
振りかかる問題は選べない、だが問題への取り組み方は選べる。
これがライフイズベジタブルから学ぶ中心的なメッセージです。
確かに問題は選べない、毎日、顧客からもらったデータの定義確認してー、これチャートにしといてー、送別会の用意しといてー(こういうのもある)など雑多な仕事が降り掛かってくる。
はぁー、といやになってしまうこともあるが、いやいや、これは工夫して解決することで楽しめるんじゃないか?という発想で取り組む、というのが本書の要旨だ。
ライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント
- 作者: 高島宏平
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事をしていると、こちらの都合とまったく関係なく問題が次々と降り掛かってくる
。問題を選ぶことは出来ないが問題を解く態度は100パーセント自分たちで決めることが出来る。どうせなら楽しみながら問題を解いて明るい日々を送りたいし、きっと其のほうが上手に問題を解くことができると思う。
ってなわけですね。
「サンクチュアリの約束」とは?
また、面白かったのは「サンクチュアリの約束」だ。
サンクチュアリは私も読んだのだが、エリートコースを歩む二人が日本を変えようと誓い合い方やヤクザの裏世界から、方や政治家のコースから、と高校時代に約束しその後も互いに協力しながら権力の階段を駆け上がるというアツい物語だ。
GREE荒木氏「『この人、10年同じ仕事していそうだな』という人がいる会社はやめたほうがいい」 - 20代の働き方 | ログミー[o_O]
(グリーの荒木さんもサンクチュアリ好きみたいですね、ちなみに彼とはアメリカにいたときに会ったりしました)
高島さんも東大の院生時代起業した仲間と「3年後、再度起業して合流しよう」という約束をし、その約束通りオイシックス創業の初期メンバーとして合流したそうだ。
学生の皆さんはこの「サンクチュアリの約束」法、実践してみるのもよさそうですね。